食遊市場の版画展
買出しで食遊市場に行くと、
ちょっとした通路で
版画展が開かれていました。
千本プラザで木版画教室をされている
杉田登氏の木版画の展示会。
沼津、三島、伊豆、信州などを題材としていて、
とても懐かしさの感じられるあたたかい版画です。
少しですが杉田さんとお話させていただきました。
実際に絵をお書きになって版画にしているとこのこと。
三津の安田屋旅館さんの太宰治の斜陽の間、
松崎の町並み、
昔の永代橋、狩野川放水路、
三島大根のある畑、などなど
地元を愛しているからこそ描くことのできる一つ一つが
とても素敵な作品になっていました。
私が特に気にいったのはそれぞれの絵に描かれている富士山。
版画ならではのカクカクした感じと、
白と青の微妙な色具合。
さまざまな絵に富士山が描かれているのですが、
どれも私の好きな富士山で
感動してしまいました。
原画は買えないのですが(といっても、普通に考えればお手ごろな価格だと思いました)
ポストカードを購入。
版画で彫る「ぬまづ」八景 8枚800円
びゅうお、三津浜、御用邸など
沼津の風景を版画にした作品をポストカードにしたもの。
お客様や友人に地元のポストカードを送りたいと思うのですが、
まず売っていないんですよ。
東京のお台場に宿泊したときに、
外国客用に作ったと思われるポストカードに
御浜岬の写真があって思わず買ってしまったり、
ご近所のギャラリーで個展をした作家さんに
戸田のポストカードをぜひぜひ作ってくださいとお願いしたくらい。
なかなかないんですよね~。
杉田さんの井田の菜の花畑の版画を額にいれてみました。
関連記事